1980-11-26 第93回国会 衆議院 法務委員会 第7号
「細胞会議で、西沢から、律にはスパイ容疑があるため、身柄を中共機関に預けて査問することになった旨の報告があり、さらに西沢は、これが、細胞とわれわれ幹部とが一体になって律とたたかった勝利の成果であると細胞の奮闘を讃えた」と書いております。日共の幹部が中共に拘禁を頼んだとする新聞記事を裏づけるものだと私は思うのであります。
「細胞会議で、西沢から、律にはスパイ容疑があるため、身柄を中共機関に預けて査問することになった旨の報告があり、さらに西沢は、これが、細胞とわれわれ幹部とが一体になって律とたたかった勝利の成果であると細胞の奮闘を讃えた」と書いております。日共の幹部が中共に拘禁を頼んだとする新聞記事を裏づけるものだと私は思うのであります。
また中国本土地区におきましては、華北、華中、華南を通じまして、中共機関から正式留用解除になつた者が相当おりまして、病気等を理由に帰国を嘆願し、帰国許可になつた者もあります。中国本土について見ますと、病弱者、比較的重要でないと見られる技術者、その他中共当局が必要としない日本人に対しては、あえて帰国を妨害しないようであります。
(拍手)コミンフオルムの批評に屈従し、中共機関紙の批判のもとに叩頭屈従する人々こそ植民地的奴隷根性であり、(拍手)かかる人々が、いかに愛国を唱えようとも、国民は決して、それを信じません。(拍手)そういう行為こそ国を売るものであつて、野坂君か、さきにわれわれに向つて売国奴的な言辞を弄されたが、この売国奴の三字は、そのまま野坂君に返上する。